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2026.10.30

インタビュー動画の作り方|社員・お客様の声を自然に引き出す撮影のコツ

インタビュー動画を自然に仕上げるコツは、「台本を読ませず、会話の中で話してもらう」ことです。質問は事前に共有しつつ、答えは本人の言葉に任せ、撮影は雑談から入って緊張をほぐします。この記事では、社員インタビューやお客様の声の動画を作るときの質問の作り方、撮影と編集のポイントを、動画制作の現場の視点で紹介します。

インタビュー動画が使われる場面

種類 主な目的 使う場所
社員インタビュー 働く人の姿を伝え、応募を増やす 採用サイト、説明会、SNS
お客様の声 導入を検討している人の不安を減らす ホームページ、営業資料、展示会
経営者メッセージ 会社の考え方やビジョンを伝える 会社紹介、採用、周年行事
専門家・スタッフの解説 サービスや商品の信頼性を高める YouTube、ホームページ

どの種類でも共通しているのは、会社が自分で語るより、そこにいる人の言葉のほうが信頼されやすいという点です。社員やお客様が自分の経験を話す映像は、パンフレットの文章よりも具体的で、見る人が自分ごととして受け取りやすくなります。

ランランドの制作実績でも、歯科医院さまの求人動画で先輩スタッフのインタビューを撮影しています(実績を見る)。

また、インタビュー動画は1回の撮影から複数の使い方ができるのも特長です。採用サイトに載せる長めの版、説明会で流す数分の版、SNSに投稿する短い版と、同じ素材から用途に合わせて編集できます。撮影前に使い道を洗い出しておくと、必要な質問や撮っておくべき映像がはっきりします。

撮影前に決めておくこと

  1. 誰に見せるか:求職者なのか、取引先なのかで、聞くべき内容が変わります。
  2. 見た人にどう思ってほしいか:「ここで働くイメージが湧いた」「この会社なら任せられそう」など、ゴールを1つに絞ります。
  3. 出演者の人選:話がうまい人より、見る人に近い立場の人を選ぶと共感されやすくなります。採用なら入社2〜3年目の社員が向いています。
  4. 動画の長さ:1人あたり1〜3分を目安にし、長い場合は質問ごとに分けます。
  5. 撮影場所:静かで、背景に職場の様子が少し入る場所を選びます。会議室しかない場合は、働く様子を別に撮って編集で組み合わせます。

本音を引き出す質問の作り方

「やりがいは何ですか」のような抽象的な質問は、誰が答えても同じような答えになりがちです。具体的な場面を思い出してもらう質問に変えると、その人らしい言葉が出てきます。

抽象的な質問 具体的な質問に変える
仕事のやりがいは? 最近、仕事で「よかった」と思った出来事は?
職場の雰囲気は? お昼休みはどんなふうに過ごしていますか?
入社の理由は? ほかの会社と迷ったとき、最後の決め手は何でしたか?
(お客様に)導入してよかった点は? 導入前に一番困っていたことは何で、今はどう変わりましたか?

質問の数は、1人あたり8〜10問程度が目安です。多すぎると後半に疲れが出て、表情が硬くなります。最後に「これを見ている人に一言」と聞いておくと、動画の締めくくりに使える言葉が撮れます。

あわせて「大変なこと」「入社前とのギャップ」など、良い面だけではない質問も入れると、内容に信頼感が生まれます。

緊張をほぐす撮影の進め方

  • 質問は事前に渡し、答えは用意させない:何を聞かれるか分かっていれば安心できますが、答えを書いて覚えると棒読みになります。
  • 雑談から始める:いきなり本題に入らず、カメラを回したまま雑談をして慣れてもらいます。
  • 聞き手を見て話してもらう:カメラではなく、カメラの横に座った聞き手と会話する形にすると表情が自然になります。
  • 言い直しは何度でもOKと伝える:編集で整えられることを最初に伝えると、肩の力が抜けます。
  • 撮影中は相づちを声に出さない:聞き手の「はい」「なるほど」が録音に入ると編集で消しにくいため、うなずきで反応します。
  • 質問を文章にして答えてもらう:「入社の決め手は〜」と質問の言葉を含めて答えてもらうと、質問の声をカットしても意味が通じます。

カメラ・音声・照明の基本

カメラの位置

出演者の目線の高さに置き、聞き手はカメラのすぐ横に座ります。2台目のカメラで少し角度を変えた映像を撮っておくと、編集でつなぎが自然になります。

音声

インタビュー動画では、映像より音声の質が印象を左右します。ピンマイクを使い、空調や機械の音が少ない部屋を選びます。撮影前に数十秒ほど試しに録音し、雑音が入っていないかをイヤホンで確認しておくと安心です。

服装と身だしなみ

普段の仕事着で出演してもらうと、職場の雰囲気が伝わります。細かい柄やロゴの大きな服は画面でちらついて見えることがあるため、無地に近いものが無難です。撮影当日に慌てないよう、服装の目安は事前に伝えておきます。

照明と背景

窓を背にすると顔が暗くなるため、光は顔の正面か斜め前から当てます。背景には職場の様子が少し映る程度が、雰囲気を伝えるのにちょうどよいです。

撮影の時間は、1人あたり30分〜1時間程度を見ておくと、雑談から本題、言い直しまで余裕をもって進められます。複数人を撮る場合は、出演者の業務に支障が出ないよう、順番と時間を事前に決めて共有しておきます。

見やすく仕上げる編集のコツ

  1. 話の順番を組み替える:撮った順ではなく、見る人に伝わる順番に並べ替えます。
  2. 働く様子の映像を重ねる:話している顔だけが続くと単調になります。話の内容に合った作業風景を挟みます。
  3. テロップで要点を残す:音を出さずに見る人も多いため、重要な言葉は文字でも表示します。
  4. 短い版も作る:SNS用に30〜60秒の版を切り出しておくと、使える場面が増えます。

公開後は、どの動画がよく見られているか、採用サイトなら応募者の面接で「動画を見た」と言われたかなどを確認しておくと、次に撮るべき内容が見えてきます。反応が良かった質問や話題は、次回の撮影でも深掘りしてみましょう。

編集で特に気をつけたいのは、本人の言いたいことを変えてしまわないことです。言葉をつなぎ合わせて短くする場合も、意味が変わっていないかを出演者本人に確認してもらうと、公開後のトラブルを防げます。

採用動画全体の構成は採用動画の作り方、会社紹介の構成は会社紹介・企業PR動画の作り方でも解説しています。

よくある質問

出演する社員が話すのが苦手です。どうすればよいですか?

会話形式で撮影し、編集で言葉をつなげれば、話すのが苦手な方でも自然な動画になります。1人で話すのが難しい場合は、2人の対談形式にする方法もあります。

お客様にインタビューをお願いするときの注意点は?

撮影の目的と公開する場所を事前に説明し、同意をいただいてから撮影します。社名や顔を出せない場合は、音声だけ、手元だけなどの形でも作れます。

1日で何人くらい撮影できますか?

内容によりますが、社員インタビューや会社紹介であれば1日で撮影が完了することが多いです。人数や場所が多い場合は、撮影日を分けてご提案します。

インタビューの質問は誰が考えますか?

目的をうかがったうえで、制作会社が質問案を作るのが一般的です。ランランドでも、見る人と動画の目的に合わせて質問をご提案し、事前に内容を確認していただいてから撮影します。

インタビュー動画の制作はご相談ください

ランランドは、社員インタビューやお客様の声の動画を、質問づくりから撮影・編集まで一貫して制作しています。出演者の緊張をほぐす進め方にも慣れていますので、撮影が初めての会社さまも安心してご相談ください。採用向けの動画は採用動画制作のページ、お問い合わせはお問い合わせフォームからどうぞ。

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