最近、質の高いWebサイトがとても多くなりましたね。
そのため、数年前よりも差別化がしにくくなり、「情報が充実している」「デザインが素敵」なWebサイトだとしても、このような状況になり得ると感じています。
もし、Webサイトの内容が充実しているにも関わらず、結果につながっていないとしたら、
「サービスや商品の魅力が、読者に十分伝わりきっていない」ことが原因かもしれません。
Webサイトの訪問者は、広告・SNS・自然検索、どこから訪れてくれたとしても、
「最終的に能動的なアクションを起こしてくれた、見逃せないお客様」です。
そんな、少しでも興味を持ってクリックしてくれたお客様に、問い合わせ等のアクションを起こしてもらうためには、以前よりも一層の工夫が必要になったと言えます。
そこで、今回はWebサイトに動画を導入することの可能性について、ご紹介したいと思います。
なぜなら、
・サイト訪問者に少しでも長く滞在してもらう
・会社 もしくは 商品・サービスのことを深く知ってもらう
ために、「短時間で情報を圧縮して届けることのできる動画」は非常に効果的だからです。
Webサイトのファーストビュー(メインビジュアル)に掲載するだけでなく、コンテンツの一部に動画を挿入することで、読者の理解・納得を深めることも効果的。
もちろん、掲載にあたって気をつけるべき点もありますので、合わせて一緒にご紹介できればと思います!
1.ホームページに動画を導入するメリット
― 興味をひくことで、先を読み進めてもらいやすい
― 「直感」に影響を与えことができる
2.動画の活用方法
① ファーストビューに入れる
― 企業・学校PR動画
② コンテンツの一部に動画を入れる
― 商品・サービスPR動画
― 使い方の説明
― スタッフやオフィス(施設)の紹介
― お客様の声、感想
③L P(ランディングページ)に動画を入れる
3.動画導入時に気を付けるべきこと
① はじめの数秒が大切
② 全て見なくても要点が分かる工夫
② 表示速度に注意する
4.さいごに:動画制作×Web制作のプロにぜひご相談ください!
例えば、
企業サイトのトップページに「スタッフが笑顔で話している映像」が流れていて、何となくポジティブな感情が沸き、スクロールしてサイトを読み進めてしまった。
というような経験のある方はいませんか?
そもそも、人は「動くものに目がいく」という性質を持っています。
そのため、サイトを開いた時に動画があると、文章+静止画だけの表現と比較して、訪問者の興味を惹きつけやすくなります。
サイト訪問者に直帰されないためには、「初見で興味を持ってもらう」ことがとても重要。
逆に、はじめに興味を持ってもらうことができれば、下にスクロールして読み進めてもらえたり、別のページを訪問してくれたり・・・と、次のアクションを起こしてもらえる可能性が高まります。
行動経済学に関する著書 ダニエル・カーネマン「ファスト&スロー」によると、人は意思決定をする際、はじめに直感的に情報を処理し、その後にその直感が正しいかどうかを慎重に判断すると言われています。
はじめの【①直感的・衝動的】なフェーズで興味を引くことができなければ、次の【②論理的に検討してもらう】段階に進んでもらうことができず、サイトを離脱されます。
動画は「一度に発信できる情報量の多さ」がテキスト(文章)に比べて圧倒的に多いことが大きなメリット。また、動画を見る方が、文章を読むよりも心理的な負担が低いため、「直感的に興味を持ってもらえる」という点において大変優れています。
それでは、ここからはどんなジャンルの動画をどのように掲載すると効果的かを見ていきましょう。
サイトを開くと、トップ画面に動画が流れているサイトを多く見かけるようになりましたね。
例えば、動画で社員が真剣・誠実に働く姿、施設の雰囲気を流すことで、訪問者は会社の空気感を感じ取ることができ、安心することができます。
ランランドの制作実績紹介 >>企業・学校PR動画
一度に届けることができる情報量の多さを生かし、コンテンツの中身に動画を掲載することもとても効果的。動画によって訪問者の理解が深まれば、次のアクションにつなげることができるからです。
価値を十分に伝えるためには、商品・サービスを利用すれば、「こんな喜びがある!」「こんな素敵な生活が待っている!」と疑似体験できることが大切。
視覚・聴覚の両方からアプローチできる動画は、文章よりも臨場感を持って情報を伝えることができます。そのため、「文章での理解」よりも「動画で体感」することができ、利用後のシーンを「じぶんごと」としてリアルに感じてもらえるきっかけになります。
ランランドの制作実績紹介 >>商品・サービスPR動画
商品の使用方法を、わかりやすく動画にしてWebサイトに入れると訪問者の納得度を深めることができます。
文章や写真での説明は、どうしても長くなりがちで、理解に時間がかかります。そのため、もともと興味を持っている人にしか、なかなか読んでもらうことはできません。
それに比べて動画は、少ない労力で情報を受け取ることができます。気軽に見てもらえるので、情報収集意識の低い潜在的な顧客に対しても、アプローチすることができると言えるでしょう。
Webサイト内の「スタッフページ」は、よく見られるページのひとつですね。
それほど「どんな人が」働いているのか、誰が情報を発信しているのか、というのを訪問者は気にしているということです。
お店や施設の空気感が動画で紹介されていたり、スタッフが実際に行動している様子を見ると、視聴者は親近感がわき、会社と訪問者の距離を近づけることができます。
例えば、「採用動画」で先輩社員のインタビューはとても有効。数年後の自分とリアルに重ね合わせることができ、応募者にとってとても有益な情報となります。
ランランドの制作実績紹介 >>採用動画
「購入を検討してもらう」段階のお客様に対して、お客様の声や感想を動画で入れることで、より購入の後押しをすることができます。
ここで大切なことは、「この人、私みたい・・・」と共感してもらうこと。
ただ、口コミは「サクラでしょ?」と思ってなかなか信用されないことがあります。
しかし、実際に本人が話している動画は、写真よりも信憑性が高いことが大きなメリット。
「同じ悩みを抱えていた人が、どう変わったのか」を自分に置き換えやすく、視聴者に商品の購入に前向きになってもらえる可能性が高まります。
動画での訴求は、L P(ランディングページ)とも相性が良いと言えます。
L Pの訪問者は、商品やサービスに対して一定の興味を持ってくれた人なので、購入後のベネフィット(恩恵)を具体的に想像できるような動画が向いています。
ここでは、「動画で伝えたいこと」「文章で伝えたいこと」を明確に切り分け、それぞれの良さを生かしてページを構成することが大切。
サイトから離脱されないように、動画はページ上部に掲載します。合わせて、その付近に「問い合わせ」「資料請求」などのボタンを配置し、次の行動へ移す導線を分かりやすくしておきます。
最初の数秒で、訪問者を惹きつける工夫が必要です。少し動画を再生して「おもしろくないな」と感じると、すぐに視聴をやめてサイトから離脱されるためです。
冒頭で、心に残るようなメッセージ・映像を入れるなどを意識しましょう。
全ての人が、動画を最後まで見てくれるわけではありません。途中でスキップされる可能性も十分にあるため、全てを見なくても伝えたいことが伝わる工夫をします。
例えば、はじめに要点をまとめて文章で表示させる・結論を最後にしない、など情報を伝える順序を吟味しましょう。
なかなか表示されない動画は、訪問者にとって大きなストレスとなり、これもサイトから離脱される要因となります。容量が大きくなりすぎないように注意しましょう。
また、スマートフォンやタブレットでも視聴しやすい画面サイズになっているかも重要です。
私たちランランドは、これまでに数多くのWebサイト制作を行ってきました。
特に、Web制作会社様・広告代理店様などのご依頼で、下請けとしての制作実績がとても多いことが特徴です。
質の高いWebサイトが増えている今、成果を残すためには、今までとは違った工夫が必要になっています。
文章や写真、デザインの質を上げることに加えて、「動画を導入する」ことも有効な選択肢のひとつとしてぜひご検討ください。
Web制作のプロだからこそ、「Webサイトにどのように動画を組み込んだら最適か」も安心してお任せいただくことができます。
動画制作×Web制作 両方の視点から、最適な方法をご提案させていただきます!
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