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2022.01.17
動画制作を外注・依頼する前に必要な
【事前準備】と【問い合わせ〜納品まで流れ】を解説

動画制作の外注をしたいけど不安…

動画制作って不安?


この記事は、動画制作の外注をしたいけれど、
 「いきなり問い合わせをすればいいの?」
 「少しでも安く見積もりたい」
 「丸投げしたいけど、準備っている?」
と疑問や不安に感じている方に向けて書いています。

ところで、御社はどのような目的で動画が必要ですか?
 ・動画で広告を出すことになった
 ・Webサイトに動画を入れたい
 ・PR動画を作って社名を周知したい
 ・商品の使用方法をわかりやすく動画にしたい  など・・・。

また、外注するといっても、「どこから制作会社に任せれば良いのか」疑問に思っている方もいらっしゃると思います。

もし、「企画から制作まで、丸投げする」とお考えの場合でも、事前準備はとても大切。
事前準備がきちんとしていればしているほど、より成功に近づく」と言っても過言ではありません。
なぜなら、制作会社がより具体的な情報を元に、御社の希望に寄り添えるからです。

今回お伝えしたいことは、大きく2つ。

○1つ目は、外注での動画制作を成功させるための「発注前にした方がよい事前準備」について。
 【必須の3つの準備】と【より成功に近づけるための3つの準備】をお話しできればと思います。

○2つ目は、発注前に知っておいた方がよい、動画制作の流れ(フロー)について。
 流れを知ることで、様々な面で効率的に制作を進めることができるからです。

ぜひ、動画制作の依頼前にチェックしてみてください!


<目次>

1.依頼前に必要な準備【必須の3項目】
  ① 動画制作の目的(ゴール)を明確にする
  ② 予算を決める
  ③ 希望納期を決める
2.依頼前に必要な準備【成功させるための3項目】
  ① 誰に見てもらいたいか」を明確にする
  ② 動画を利用するシーンを決める
  ③ イメージに近い参考動画を探す
3.問い合わせ〜発注までの流れ
  ① 問い合わせ(目的・予算・希望納期を伝える)
  ② ヒアリング
  ③ 提案・見積もり
4.動画制作開始〜納品までの流れ
  ① 企画(プランニング)
  ② 撮影
  ③ 映像の編集
  ④ 音楽やナレーションを入れる
  ⑤ 納品
5.ランランド では、工程の一部のみのご依頼も承ります
6.さいごに :事前に準備をしておけば、満足のいく動画制作ができます

1.依頼前に必要な準備【必須の3項目】

動画制作事前準備イメージ

① 動画制作の目的(ゴール)を明確にする

動画を制作することで、達成したいことは何でしょうか?
その目的を明確にしておくことは、必須です。
なぜなら、目的によって動画制作の方向性が大きく異なるからです。

動画制作の目的は大きく3つ。
御社が必要とする動画は、①〜③どのフェースに位置するでしょうか?

 ① 知ってもらう・興味を持ってもらう【企業PR動画、プロモーション動画 など】
 ② 理解・納得してもらう【商品紹介動画、商品説明動画 など】
 ③ 購入につなげる 【お客様の声、FAQ、how to動画】

①→③になるにつれて、イメージ重視→具体的な情報重視 の動画になっていきます。
例えば、同じサービスを扱う動画だとしても、それぞれの段階で効果的な演出・伝え方が大きく異なります。そのため、動画を制作する前に目的を明確にしておく必要があります。

目的別の動画の特徴について詳しく知りたい方は、この記事も合わせてご覧ください。
 関連記事:マーケティングに動画を導入するメリット・効果とは?動画の有効的な活用方法をご紹介!
 >>動画マーケティングの目的

② 予算を決める

続いて、動画制作にかけることのできる「予算」をあらかじめ決めておきましょう。
誠実な制作会社であれば、その予算の範囲内で最大限の効果を出せる動画が作れるように、相談に乗ってくれるはずです。逆に、予算に見合わない場合でも、「この予算内なら、ここまでが可能です」と分かりやすく明示してくれるでしょう。
また、はじめの段階で「予算の上限」を明確に伝えておけば、後になって追加料金が発生してしまう心配もありません。
反対に、あいまいに予算設定をしておくと、動画制作の方針が定まりません。なぜなら、予算によって制作できる動画が全く異なるからです。そのため、企画段階で無駄な時間がかかったり、途中で納得がいかずに修正が発生してしまい、結果的に費用が追加になってしまうこともあり得ます。
このような事態を避けるためにも、予算を決めておくことはとても重要です!

とは言え、
「予算と言われてもよく分からない、はっきり決められない」という方へ

そんな場合は、作りたい動画のイメージ・希望を制作会社に伝えて、数社から見積もりを取ると良いと思います。
動画制作は企画内容によって大きく費用が異なりますが、参考にできる目安もあります。

費用について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
 関連記事:動画制作はどこに外注・依頼するのがベスト?費用の相場や、失敗しないためのポイントとは
 >>外注費用の相場はどのくらい?

詳しい費用を知りたい方へ====
 ランランドでは無料でお見積もりをしております。お気軽にご相談ください。

③ 希望する納期を決める

最後に、動画を納品してもらいたい期日を決めましょう。
そして、制作には必ず修正が発生するため、「修正の日数込みの希望納期」を制作会社に伝えることが大切です。

また、「イベントや説明会で使用する」など、どうしてもずらすことのできない期日がある場合は、トラブルにならないためにも、必ず先に伝えておいてください。

制作にかかる日数は、企画内容・動画の長さ・クライアント様のチェックバック期間などによって大きく変わります。制作会社で企画から行う場合は平均1~2か月ほど、動画の内容によってはこれ以上の日数を必要とする場合もあります。

動画の「目的(ゴール)」「予算」を決めたら、どのくらいの日数が必要か制作会社に問い合わせてみましょう。

2.依頼前に必要な準備【成功させるための3項目】

「目的」「予算」「希望納期」などの基本的な要望が固まったら、次は「より成功に近づけるため」に必要なことを整理します。
これがきちんとしていればしているほど、制作会社が御社の希望イメージに近い・それ以上の動画を制作してくれる可能性が高まります。

① 「誰に見てもらいたいか」を明確にする

動画は、届けたい人によって、響く「メッセージ」「演出」「伝え方」が大きく異なります。
そのため、動画を届けたい人を決めます。
 ・誰に向けて動画を発信したいか?
 ・どんな人に響いて欲しいか?

また、見てもらいたい人の属性をできるだけ細かく・具体的に設定しておきましょう。
たとえ、「30代女性向け」の動画と言っても、職業や趣味嗜好が異なれば、響く演出が大きく異なるからです。

・性別
・年代
・職業
・趣味、思考
・家族構成
・生活習慣

そして、「動画を見た後に、どんな風にアクションして欲しいか」
例えば・・・
 ・Webサイトを訪問して欲しい
 ・問い合わせや見積もり依頼をして欲しい
 ・SNSで紹介して欲しい
などのゴールがあると、制作会社はより具体的な提案をしてくれるでしょう。

② 動画を利用するシーンを決める

動画をどこで、どのように配信しますか?
 ・Webサイトに掲載:パソコン、スマートフォンで視聴
 ・SNS広告で配信:パソコン、スマートフォンで視聴
 ・商品説明会で利用する:大型モニターで視聴 など。

先に決めた「動画の目的」「誰に見てもらいたいか」から、効果的な利用シーンを導き出しましょう!

 関連記事:動画制作はどこに外注・依頼するのがベスト?費用の相場や、失敗しないためのポイントとは
 >>動画の効果的な活用方法

③ イメージに近い参考動画を探す

制作したい動画のイメージに近いものを探しておきましょう。

依頼を検討している制作会社の過去実績から参考にできるものがあればとても良いですが、もし見つけることができなかった場合は、他社の実績でも構いません。

制作会社に依頼する時に、参考イメージを伝えるとお互いにイメージが湧き、スムーズに話が進んでいきます。予算・納期の確認もしやすいため、とても安心です。

動画制作イメージ

3.問い合わせ〜発注までの流れ

外注先がある程度絞れてきたら、Webサイトや電話で問い合わせをします。
けれど、実際に問い合わせするとなると、「問い合わせの後、どう進んでいくのか不安」という方もいらっしゃると思います。
事前に動画制作の大まかな流れを理解し、安心して問い合わせができるようにしましょう!

① 問い合わせ

制作会社は、依頼者様より寄せられた大まかな意向・要望を参照して、必要な提案内容を整えます。
問い合わせ時には、できるだけ「動画制作の目的」「希望納期」「予算」を伝えられるとスムーズです。

もちろん、決めかねている・迷っている場合もあると思います。
その場合は、その旨も伝えておきましょう。

② ヒアリング

先に伝えた情報を元に、さらに動画の方針を決定していきます。
 ・動画を作りたいと思った経緯
 ・誰に見て欲しいか
 ・動画をどこで・どうやって配信したいか
 ・イメージに合う「参考動画」
などを詳しく伝えましょう。

もし、この段階で「まだ完成イメージが明確でない・・・」という場合でも、心配いりません。
制作会社の担当者と話をしていきながら、「こんな風にしたい」というイメージを固めていきましょう。

さらに、ここで重要なのが「担当してくれる担当者とコミュニケーションを取りやすいか」相性をチェックすること。スタッフの誠実さ、言葉づかい、レスポンスの速さ・・・などは、今後の動画制作に大きく影響してくるため、とても重要。
あとで後悔しないためにも、相性の良い制作会社を選ぶようにしましょう。

③ 提案・見積もり

ヒアリングの後日、制作会社は最終的なプランを決定して見積もりを出してくれます。

プラン・見積もりを確認し、
 ・動画制作の方向性、訴求ポイント
 ・動画の長さ
 ・製作費用
 ・制作スケジュール

これらが明確になっているかチェックします。
また、「製作費」にどこまで含まれているかも明確にしておく必要があります。

 ・明示された製作費で、どの範囲までをやってもらえるか
 ・追加撮影が発生する場合に費用が発生するか?
 ・修正が入った場合に費用が発生するか?
上記を確認し、納得できた制作会社に依頼をしましょう。

4.動画制作開始〜納品までの流れ

正式に発注をした後、動画制作がどのように進んでいくのか見ていきましょう。

① 企画(プランニング)

動画を設計する、とても重要な工程です。
先にヒアリングした内容を元に
 ・コンセプト、構成の決定
 ・シナリオ(台本)作成
 ・絵コンテ制作
などを行い、動画の内容を具体的に決めていきます。
動画制作が成功するか否かが、ここでほとんど決まります。

☆絵コンテとは?
「絵コンテ」とは、具体的にどんなセリフ・映像で動画が展開していくかを、台本に絵を加えて分かりやすく表現したものです。動画制作の重要な骨格とも言えます。
依頼者様と制作会社でやりとり・修正を繰り返しながら、最終的な完成形に仕上げていきます。

② 撮影

実写の動画制作の場合、絵コンテ・台本を元に撮影を行います。
出演者、カメラマン、撮影機材、撮影現場の確保など、様々な手配を事前に行った上で撮影は進んでいきます。

☆撮影はどのくらいかかる?
撮影日数は、動画のジャンルによって大きく異なります。
早い場合で半日〜1日、撮影時間や場所にこだわる場合は、数日に分けて行います。
基本的に1日単位で費用が決まるため、できる限り撮影日数を短くすると費用を抑えることができます。

③映像の編集

必要なシーンが全て撮影できているか、映像のクオリティに問題がないか、などをチェックし、絵コンテに沿って映像をつないでいきます。
必要に応じて「テロップ(字幕)」「仮のナレーション」などを入れ、完成に近づけていきます。

④音楽やナレーションを入れる

編集された映像に、「ナレーション」「BGM」「効果音」などを入れてる最後の工程です。
この工程が完了すると、動画が完成します。

⑥ 納品

メディア(DVD・ブルーレイなど)、Web用の動画データなど、納品の形式は様々。
特に、動画をいろいろな媒体で活用したいと考えている場合は、注意が必要です。
どのように動画を使用したいかによって異なるため、制作会社に相談した上で、最適な納品形式を選択してください。

ランランドの動画制作イメージ

5.ランランドでは、工程の一部のみのご依頼も承ります

このように、多くの工程を経て動画は完成するのですが・・・

ランランドでは、”部分的なご依頼”も喜んで承っております。
例えば「撮影のみ」「編集のみ」など、御社で難しい部分だけをお任せいただくことも可能です。

部分的にご依頼していただくことで、動画制作にかける予算を抑えることができます。
その分を広告運用に利用するなど、御社が考えているマーケティング施策に合わせて、私たちを柔軟にご活用ください!

6.さいごに:事前に準備をしておけば、満足のいく動画制作ができます

動画制作を依頼する前は、いろいろな疑問・不安があると思います。
けれど、できるだけ事前準備をきちんと行い、制作の流れ(フロー)を把握しておけば、安心して制作を進めることができます。

「安心して、問い合わせや見積もり依頼を行うことができた」
「信頼できる制作会社に出会えた」

動画制作の第一歩が、スムーズに進んでいくことを願っています。

もし、制作会社選びに迷われたら・・・
ぜひお気軽にランランド にご相談ください!>>無料お見積もり・お問い合わせ(リンク)